こんな感じの内容です!
ミュージシャンとして成功を掴むための戦略構築について考える!
インターネットが普及し、SNSも広く活用される世の中になった今、ミュージシャンも自ら発信し、チャンスをモノにする時代です。 かつてはマネージメントや事務所がやってくれていた営業・ マーケティングにも取り組まなければならない状況にあります。
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何もしなくても売れる人は天才か強運の持ち主。 一般人や努力でのし上がりたい人は、 マーケティングについても勉強する必要があります。
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今回は私自身がバンド活動時代、実際に行なった簡単な自己分析、 市場分析について紹介します。『ブログ主よ、あなた自身が成功を収めてないじゃないか…』というのは言いっこ無しです (笑)。
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自己分析・市場分析で得られること
名前だけ聞くと堅苦しいですが、自分たちの置かれている状況、 音楽業界のトレンドと今後の流れについて考えるきっかけになりま す。また、そういった点を客観的に捉えることで、 今まで見えてこなかったチャンスが明確になる良い機会と言えます 。
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こういった分析は自分ひとりで行うだけでも価値がありますが、 バンドメンバーや活動を支えてくれているスタッフや家族、 客観的な立場の知人と議論する事も有効な手段です。
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特に、バントでは、リーダーや営業・マーケティングに長けた人が、 そういったプランニングを1人で行うケースも多いと思います。 バンドメンバーも巻き込んで議論する事で、 マーケティングについても興味を持ってもらい、 今後関わりを持ってもらうチャンスになります。
特に、バントでは、リーダーや営業・マーケティングに長けた人が、
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今回取り上げる分析方法
取り上げる分析はマーケティングの基礎中の基礎。
SWOT分析について
SWOTとは以下の単語の頭文字をとって名付けられた分析手法で す。
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S → STRENGTH (自分たちの強み)
W → WEAKNESS (自分たちの弱み)
O → OPPORTUNITY (市場における機会・チャンス)
T → THREAT (市場における脅威)
W → WEAKNESS (自分たちの弱み)
O → OPPORTUNITY (市場における機会・チャンス)
T → THREAT (市場における脅威)
上記したのS,Wは内部分析と呼ばれ、 バンドやミュージシャンとしての自分を振り返る項目、一方のO, Tは外部分析と呼ばれ、 音楽業界でのチャンスや脅威となりうるポイントについて整理する 項目となります。
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下表に示すとおり、 自分たちの強みと音楽業界に到来するチャンスがマッチングしてい れば、その領域をガンガン攻める。一方、 自分たちの弱みと音楽業界に訪れる脅威が掛け合わさる領域なんて 攻めても可能性低いですよね…。
※ 上図は『タレントマネジメントのカオナビ:【図解】SWOT分析とは? 分析事例でわかる手法、テンプレート、戦略の立て方、注意点など』の記事 (https://www.kaonavi.jp/dictionary/swot/)より引用しています。
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そういった点を整理し、自分たちが責めるべき領域を議論したり、 補填していくべき領域を見直していく…。 そういった議論や努力がチャンスに繋がるきっかけになるのです。
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それでは、ミュージシャン・バンドに当てはめて分析をやってみましょう。参考例を載せておきますので、皆さまも自分に当てはめて演習してみてくださいね ♪
※ 分析例は小さく表示されるので、拡大して詳細確認してくださいね。
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3C分析について
3Cとは以下3つのCについて分析しよう… という単純な内容です。
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Company → 自分たち
Competitors → 競合するライバルたち
Customers → 市場、業界や視聴者
Competitors → 競合するライバルたち
Customers → 市場、業界や視聴者
先程行ったSWOT分析での切り口や意見を、 ライバルやマーケットにも当てはめて、メモしていきましょう。 ライバルは1組とは限らず、 複数のライバルを想定すると自分たちとの比較も出来るので有効で す。
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その上で、ライバル達と比べて見てください。 自分たちの武器となる強みや、 もっと磨かないとライバルたちにリードされそうな弱みが見えてく るはずです。
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それでは、ミュージシャン・バンドに当てはめて分析をやってみましょう。参考例を載せておきますので、皆さまも自分に当てはめて演習してみてくださいね ♪
※ 例に挙げた情報はあくまで架空のバンドについてです。
※ 分析例は小さく表示されるので、拡大して詳細確認してくださいね。
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分析の応用例
二つの分析を組み合わせて考えてみよう
分析お疲れ様でした。多くの関係者を集めて意見交換する事で、 今まで気づかなかった点や、 見て見ぬふりをしていた点についても発見があったのではないでし ょうか??
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この分析データを活用していくにあたり、 今後のマーケットの動きを予測し、 自分たちが打てるアイデアについて議論しましょう。
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例えば、コロナ禍やデジタル社会、音楽・ 動画配信やVR業界との連携(音楽の3次元化)等、 いつの時代もトレンドが大きく変化しています。
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自分たちのビジュアルに自信があるのであれば、 自作MVを高頻度に配信する…。 楽器の腕なら誰にも負けないアーティストなら、 SNS上のコンテストに参戦し知名度を上げる…。 語学が堪能なら、日本国内の音楽シーンに留まらず、 世界に向けて動画配信したり、 今後拡大する中国市場でいち早くブレイクを狙う… 等の攻め手が思いつくのではないでしょうか。
アイデアを整理するためのヒント
これまで挙がったアイデアを書き出し、以下の手順で整理してみましょう。
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優先順位は自分たちが最も成功に近づくと信じる順番で良いと思い ます。
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それらをリストにまとめ、定期的に集まって進捗状況を議論することも非常に大事です。順調に進んでいるのがベストですが、 うまく行っていない場合は原因と対策について議論しましょう。 場合によっては、その案自体を諦めて、 次に優先度の高いアイデアにシフトするのも1つの方法です。
最後に…
長くなりましたが、音楽活動には家族や身内、友人等を巻き込み、 サポートしてもらっているケースが大半です。そういった中、 中途半端ではなく、成功への意識を常に持ち、 チャレンジし続ける精神が非常に重要です。
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–今回取り上げた分析手法はその一助になると思いますので、迷いがあったり、 活動が停滞している時こそ頭の体操と思ってトライしてみてく ださい。
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なお、SWOT分析・3C分析ともに非常に一般的な手法であるため、インターネットや書籍でも広く紹介されており、参考になる情報も多数得られると思います。音楽業界を中心にした例は多くありませんが、考えるためのヒントになるかと思いますので、是非ご活用ください。
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皆様の成功を心よりお祈りしています。