これで君もベースヒーロー!?ベースでタッピングに挑戦。

ベースソロ、タッピング Tips

 

こんな感じの内容です!

ベースのテクニカルプレイの王道、タッピングのコツについて紹介するよ。

ベースはドラムと共に縁の下の力持ち的役目に徹することが多いのは事実。でも、たまにはソロパートで目立ちたいよね。ベースは指弾き人口も多く、ギターのような目にも止まらぬ早弾きをするのは難しい…。そんなベーシストの強い味方がタッピング (ライトハンド) 奏法。コツさえ掴めば、ソロパートで観客の視線を集められる日も近いはず!

今回、私の大好きなベーシスト、Marcel Jacob (マルセル・ヤコブ) 氏のフレーズを取り上げながら、コツについて紹介していきたいと思います。

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タッピング (ライトハンド) 奏法について

タッピング (ライトハンド) 奏法とは?※

※ タッピング奏法はライトハンド奏法とも言いますが、以下タッピングに統一します。
※ 以下の説明では右利きを想定した表現となっております。

皆さん、ハンマリング / プリングはご存じでしょうか。ピッキングを行うことなく、弦を押さえる指で音を出す方法ですね。

ハンマリング (オン)
弦を押させる指で、弦をハンマーのように指板に叩きつけて音を出す方法

プリング (オフ)
弦を指板に押し付けた状態から、引っかくように弦をはじくことで音を出す方法

これらハンマリング / プリングは弦を押さえている手で行う奏法ですが、普段ピッキングしている手 (多くの場合は利き手) でも同じ方法で音を出しちゃうのがタッピング奏法です。つまり、普段ピッキングを行っている手で直接弦を押さえ、指板に押し付けることで音を出すということですね。

このタッピング奏法を取り入れることで、両方の手を使って音を出せるようになります。二つの手で音を出せれば、高速フレーズだって弾けちゃいそうでしょ??

タッピング奏法のコツ

タッピングに使う指は、一般的には人差し指または中指です。特に、ピック弾きメインの方は親指と人差し指でピックを持つこともあり、中指でタッピングする方も多くいらっしゃるかと思います。個人的には力を入れやすく、強い力で押弦できる人差し指がおすすめです。

タッピング奏法のやり方は、教本やインターネット上でも紹介されていますが、以下に挙げる方法を試してみて、自分の中でシックリくる方法を採用するのが良いと思います。

■ 右手親指を指板の側面に乗せ、右手を固定する形で安定させる (一般的に推奨されている方法)
■ 右手を浮かせた状態から、勢いをつけて強く押弦する (私が採用してる方法)
■ 人差し指に中指を重ねて、両方の指で力強く押弦する (Marcel先生の方法)
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タッピングでベースソロを弾いてみた

タッピング奏法を見てみよう!

Bass Solo Cover : Talisman『U Done Me Wrong』Marcel Jacob

今回取り上げた曲は北欧のハードロックバンド TALISMAN (タリスマン) の『U Done Me Wrong』。タッピングを駆使した高速フレーズが散りばめられたド派手なベースソロから始まることが特徴です。

 前項でも説明した通り、右手と左手が交互に弦を押さえ、リズミカルかつスピーディに音を出しています。ポイントを簡潔に述べると以下の2点に尽きます。

リズムに合わせる
“ベースは打楽器だ!” という言葉がある通り、リズムに合わせて弦を叩くことが重要。右手と左手をシンクロさせて、もたつきなく演奏することが重要となります。
-   -   -
正確かつ力強いタッピング
メロディを奏でる上で、高音側を押さえる右手側は確実に指板をとらえ、力強く音を出すことが重要です。また、左手側との音量差を少なくすることで、流れるような演奏にも出来ます。

タッピングの練習法

前項で述べた重要ポイント2点について、それぞれの練習方法について説明します。

■ リズムに合わせる
リズムプレイの練習をする上で欠かせないのがメトロノーム。まずは遅いテンポから、正確かつ丁寧にタッピングするよう心がけましょう。フレーズが安定して弾けるようになれば、徐々にテンポを上げて、目標のテンポまで地道に練習を行います。また、DAWソフトを持っている人は、是非録音しながら練習することをお勧めします。自分が演奏したベースフレーズのリズムと、グリッド線のズレを確認し、自分のリズムの癖を認識・補正することが流れるような演奏につながります。

目でズレを確認することで、聴いているだけでは分からなかった自分の癖が分かるよ!

■ 正確かつ力強いタッピング
ギターに比べて、ベースは弦も太く音をしっかり出すのが難しいです。そのため、まずは右手を弦に押し付けて音をしっかり出す練習をしましょう。特に右手はメロディを聴かせる上で最も重要な高音を担当することもあり、力強く音出しすることが求められます。
右手と左手の音量バランスを確認し、改善してくための練習方法として、リズムと同じくDAWソフト等 (スマホのレコーダー機能でもOK) で自分のプレイを録音し、客観的に自分の演奏をチェックすることがおすすめです。

右手と左手の音量が揃えると流れるようなプレイになり、右手側を強くすることでパーカッシブな演出にも出来るので、色々試してみて下さいね。

 練習に取り組む上では、ベースの高音弦 (1弦G) を使って、シンプルなフレーズ弾いてみましょう。1弦はベースの中でも細く押弦が簡単かつ他弦のミュートが容易であること。さらに、音そのものも高いのでメロディを確認しやすいことが利点として挙げられます。

シンプルなフレーズの代表として、VAN HALEN『ERUPTION』がオススメ。本楽曲はタッピング奏法を広く世界に知らしめたことで有名で、タッピングの基礎とも言えるシンプルかつクールなフレーズが収められているので、少し弾けるようになっただけでもテンション上がりますよ♪

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Marcel Jacob (マルセル・ヤコブ) とは?

Marcel Jacob氏について

最後に、今回カバーした楽曲でベースを弾いているスーパーベーシスト、Marcel Jacob (マルセル・ヤコブ) 氏を紹介したいと思います。

Marcel Jacob氏は古くはYngwie Malmsteen (イングヴェイ・マルムスティーン)、EUROPE (ヨーロッパ) といったスウェーデンのハードロックバンドに在籍。当時のバンドメンバーと共にロック史に残る名作を残してきました。

その後、同じくYngwie Malsteenのバンドで活躍した実力派ヴォーカリスト Jeff Scott Sotoと共に、自身のバンド “TALISMAN (タリスマン)” を結成。グルーヴィなサウンドに、北欧のバンド特有の哀愁味を帯びたメロディが乗る、独特のスタイルで人気を博しました。

Marcel Jacob氏のプレイスタイルは、有名ベーシストには珍しくピック弾きメイン。ギターとの高速ユニゾンや速弾きギタリスト顔負けのスーパープレイ、うねるようなベースラインで多くのファンを魅了しました。特に、リズム面でのこだわりが強く、レコーディングでは本業のギタリストの代わりにバッキングギターも演奏してしまうこともあったようです。このリズムへのこだわりは、ソロプレイにも表れており、他の楽器隊とシンクロする流れるようなフレージングは圧巻の一言です。

しかしながら、晩年は病気にも苦しめられ、2009年7月21日に自殺。45歳という若さでした。

最後に。

私が最も好きなベーシストであるMarcel Jacob氏のプレイをカバーしてみましたが、ご本人の演奏には遠く及ばす。少しでも彼のプレイやメロディセンスに近づけるよう音楽を続けたいです。

拙いブログ記事ですが、彼の事を一人でも多くの人に知ってもらうきっかけになることを願っています。

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