マイクプリって音変わるの??アンプの音をミキサーまで届けたい!

マイクプリ+真空管 REC実験室

 

こんな感じの内容です!

マイクプリでアンプ録りの音がどれぐらい変わるか検証してみたよ。

DAWや機材の進化したことで、誰でも気軽に自宅でギター録音できるようになりましたよね。プロの現場でも自分でギタートラックを録音する機会もあるかと思います。 そんな中で、ギタリストは最高の音をアンプから出すだけではなく、その音をミキサーまで届けることが求められてきています。

今回、ギター録音に広く使われているSHURE SM57を使って、アンプからのギターサウンドを録音すると共に、真空管マイクプリを通したことによるサウンドへの影響についてチェックしました (ついでに真空管を変えた影響も…)。

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マイクプリについて

マイクプリとは?

マイクプリ…とはマイクプリアンプの事であり、マイクで拾った音を増幅させるための役割を果たしています。マイクプリの歴史は長く、現在でも銘器として名高いNEVE (ニーヴ) あたりがその代表格です。

マイクプリに求められる基本性能としては、低ノイズかつヘッドルームが広いことが挙げられますが、それ以上にマイクプリを通すことで得られる “音の質感” が代え難い魅力であり、現在でもプラグインは勿論、ハードとしてプロの現場で活躍しています。

宅録におけるマイクプリの必要性

『プロの現場で使われているのは分かったけど、それってアマチュアでも揃えた方が良いの??』…そんな事ははありません。この記事の冒頭でも述べましたが、昨今DAWや機材の進化しているので、DTMerの皆さんが既にお持ちのオーディオI/Fにもマイクプリの機能が含まれています (元音が小さい録音であっても、ツマミ一つでレベル調整できるでしょ??)。

アマチュアでもマイクプリを導入するメリットは、やはりマイクプリ独特の “音の質感” となります。これまで歴史を変えてきた数々の名盤もマイクプリを使用してレコーディングされてきた事もあり、“憧れの、あの質感がどうしても欲しい” という方は導入を検討してみても良いかと思います。

最近では、銘器か生み出されるサウンドを再現したプラグインも多数リリースされているので、ハードより安価かつ気軽に入手できます。そういった状況の中、敢えてハードで持つ必要性はないと個人的には考えます。

私が所有するマイクプリ

前項で “アマチュアが敢えて持つ必要性はない” と断言しているのに、実は私、マイクプリを所有しています。かつてMTR (マルチトラックレコーダー) を使用してレコーディングしていた際、適切な音量レベルの音が得られず、マイクプリを導入しました。

私が所有するマイクプリはStudioProjects VTB1という真空管を搭載した機種で、当時2万円を切る価格で販売されていたものです。ネットでの評判がよく、安価のため改造をしてより良い音を目指す方もいらっしゃったようです。

マイクプリとしては安価なモデルですが、真空管による音の色付け可能かつ、チューブサウンドとのブレンド比率がコントロールできる優れモノ (詳細な仕様はSOUND HOUSEさんの商品ページをご参照ください)。

ギターアンプからのマイク録りの際も、音の質感を加えてくれることに期待!!
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マイクプリで音が変わるか実験してみよう。

マイクプリ実験の内容

今回はギターサウンドをアンプを通してマイクで録音。マイクからオーディオI/Fへとつなぐ前に、マイクプリを通し、その音の変化を検証します (注: 下図の機材はイメージ図であり、私が使ったものとは別物です)

マイクプリ検証実験方法

今回はギターサウンドそのものの変化にフォーカスするのではなく、ドラムやベース等のリズムトラックに馴染ませた際の質感について比較しました。今回はいつもより歪みの多いハードロック調のトラックを用意してみました。

おまけ実験:真空管の影響

StudioProjects VTB1には真空管 (12AX7) が搭載されており、簡単に交換できる仕様になっています (とはいえ、真空管の挿し込みが難しく30分以上かかってしまいましたが…)。

元々載せられていた真空管はSOVTEK製 12AX7LP (ロシア製)。そして、今回新たに入手したGROOVE TUBES製 12AX7R (同じくロシア製) の二機種を比較しています。

SOVTEKとGROOVE TUBES

ギターアンプは勿論、マイクプリも真空管を変えることで、その質感は大きく変わると言われていますが、実際はどうでしょうか??

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マイクプリ実験結果と考察

YouTube動画で検証

さて、皆さんどうでしたか?マイクプリの有り無し、真空管の違いについてお分かり頂けたでしょうか??

マイクプリ w/SOVTEK管
マイクプリを通すことで、歪み成分が増し、真空管特有の温かみが加味されたように感じます。特に純正パーツであるSOVTEK管適用時は、中音域が持ち上がり独特の色付けがされています。


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マイクプリ w/GROOVE TUBES管
SOVTEK管適用時と同様に歪み成分が増し、真空管特有の温かみが加味されたように感じます。ただし、GROOVE TUBES管は原音に忠実な印象であり、マイクプリ無しの音の質感を損なうことなく再現しているように感じました。

アンプからの生音を知る身 (当然私のみですが…) としては、マイクプリを通すことで生々しさが加わり、アンプサウンドに近くなった印象を受けました。その効果もあってオケとの馴染みも良くなったように思います。特に、個人的には独特な質感が加わるSOVTEK管を載せた時のサウンドが気に入りました。メーカーが推奨するだけのことはありますね♪。

実験を終えて…

個人的には、思いのほか音の変化が感じられませんでした (安物のせい??) 実験に真空管ギターアンプを使用しているためか、真空管タイプのマイクプリの良さが見えづらかったかもしれません。

機会があれば、ヴィンテージNEVEやその再現を狙った高級機種についても試してみたいものですね (私は当然所有していません)。

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