樽木栄一郎 『Mederu』

樽木栄一郎_Mederu カフェミュージックにお勧め 音楽レビュー

 

こんな感じの内容です!

カフェミュージックとしてお勧めしたい、弾き語りスタイルで魅了する樽木栄一郎が織り成す音楽世界。

昨年、妻と一緒に奈良今井町のおしゃれカフェ『うのまち珈琲店』を訪れました。レトロな街並みに溶け込む古民家スタイルのカフェで、店内もおしゃれな内装でのんびり過ごすには最適です。

そんな店内からはそのムードを引立たせる、耳なじみの良い音楽 『Mederu』が聴こえてきました。

樽木栄一郎 『Mederu』

 

 

 

 

 

樽木栄一郎 / 『Mederu』ダイジェスト版
2012/9/12発売のアルバム "Mederu"のダイジェスト音源です。作詞作曲 樽木栄一郎演奏:樽木栄一郎(vocal,guitar,drum)/島裕介(flugelhorn, trombone, flute)1.えのぐのなみだ2.Rockin’ Chair3.Pocca Poca4.パレット・セレナーデ5....
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樽木栄一郎 (たるきえいいちろう) とは?

ガットギターを爪弾き、シンプル且つ芸術性豊かなメロディを紡ぐシンガーソングライター“樽木栄一郎”。ご両親が音楽教室を開いていたこともあり、彼自身も子供時代より音楽に触れて育つ。18歳にはプロミュージシャンを目指し上京。メジャーデビューを果たします。

メジャーとしてリリースされたアルバム “PUZZLE” は今回紹介する“Mederu” とはスタイルが異なり、バンドスタイルで様々な音楽ジャンルを取り入れた多彩な内容。所属がコナミ系のレーベルであったことも関係してか、当時ゲームセンターを賑わせていた“ギターフリークス” や “ドラムマニア” といった音楽ゲームでも楽曲が取り上げられています。当時親しんだ方もいらっしゃるかもしれませんね。

さらに、自身の音楽活動に加え、嵐や関ジャニ∞にも楽曲提供をした実績もあり、クリエイターとしての評価も高いことで知られています (Wikipediaでは記載がなく、本人もこの実績を売りにはしていないようですが)。

現在は、歌一本で勝負する弾き語りスタイルで、カフェや古民家、ギャラリーを中心に全国各地でライブを行い、人気を博しています。

おしゃれな場所でのみ出会える彼の活動スタイルもあって、“おしゃれな人が聴いている良質な音楽” 的なポジションに甘んじているような気がしますが、もっと広く認められるべき優れた才能です。

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樽木栄一郎 『Mederu』

私自身も近場のカフェスタイルのライブハウスで偶然彼の音楽に出会い、その際に物販で販売されていたのがミニアルバム “hete” でした。このアルバムはライブ会場のみで販売される形式でしたが、この作品に収められた数曲と、新たに書き下ろされた楽曲を追加する形でリリースされたのが “Mederu”となります。

上記した1stアルバム “PUZZLE”から実に8年の歳月が経ってのリリースとなりましたが、練り上げられたメロディ、多くの会場で歌い上げられてきた楽曲は、樽木氏にしか出せないムードとオーラを纏った素晴らしい作品となっています。

爪弾かれるガットギターはシンプルながらも美しいメロディと多彩なリズムを奏で、独特で温かみのある、哀愁を帯びた歌声が響く。さらに、盟友であるとランペッター島裕介氏による温かみのある管楽器がボーカルメロディと掛け合い、非常に美しくノスタルジックな世界を作り出しています。

昨今は音数の多い複雑な楽曲が世を賑わせていますが、このシンプルな構成だからこそ作り出せる “間” が独特の魅力を生み出しているように思います。だからこそ、おしゃれなカフェにも合うんでしょうね♪。
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樽木栄一郎の現在の活動について

“Mederu” をリリースした後も、全国各地でライブを行いつつ、CD作品もリリース。2020年4月には7thアルバムとなる“ett”がリリースされました。最新作はソロの弾き語り作品となっており、ますますシンプル且つ、独創的な世界が築きあげられていそうですね (実は未聴です、すいません…)。

コロナ禍が落ち着けば、あなたの街のカフェ等のおしゃれスポットやイベントで彼に出会えるチャンスもあるはずです。樽木氏のHPをチェックして是非生で彼の音楽に触れてみてください。

厳しい現代社会で疲れた心を、樽木栄一郎のノスタルジックな音楽で癒しましょう。

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