55th ACMアワード: 今最もホットなカントリーソングをチェックしよう!

カントリーミュージックの最新トレンド 音楽レビュー

 

こんな感じの内容です!

55th ACMアワードでノミネートされた楽曲をレビューするよ♪

毎年開催される、その1年の中で優れたカントリー作品や、製作者を称えるイベント “ACMアワード”。その第55回が今年の9月に開催されました。この記事では、優秀楽曲としてノミネートされた楽曲をチェックします。

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そもそもACMアワードって?

ACMアワードについて知ろう。

ACMとは “Academy of Country Music (アカデミー・オブ・カントリーミュージック” の略称。その歴史は長く、1964年設立以降カントリーミュージックの普及を目的に活動している音楽組織。

ACMアワードは前年度の実績より、その1年の優れた楽曲、ミュージックビデオ等の音楽作品は勿論、その製作陣 (アーティストは勿論、裏方のミュージシャンも!) がノミネートされ、その中から受賞者が選ばれます。

ACMアワードのカテゴリー

ACMアワードは様々なカテゴリーに分けられています。そのカテゴリーのいくつかをみてみましょう。

● エンターテイナー部門
● 男性アーティスト部門
● 女性アーティスト部門
● 音楽デュオ部門
● 音楽グループ部門
● 新人男性アーティスト部門
● 新人女性アーティスト部門
● アルバム作品部門
● シングル作品部門
● 楽曲部門
● 音楽ビデオ部門
等々

カントリーミュージックには世界最高峰のアーティスト、ミュージシャンが制作に関わっていますが、普段着目される機会も少ないスタジオミュージシャンも受賞されます。その一年最も活躍したカントリーミュージシャンをチェックすれば、世界最高峰の音楽演奏を知る機会にもなるので、オススメです。

ちなみに、この一年活躍したギタリストには、Tom Bukovac (トム・ブコヴァク) やDann Huff (ダン・ハフ) がノミネートされました。

Tom Bukovacについて紹介した記事はこちら
↓↓↓
https://soundville.net/2020/06/16/tom-bukovac/

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2019-2020年の受賞・ノミネート楽曲をチェック!

数ある賞の中でも、その1年のカントリーミュージック・トレンドを知るのに打ってつけ。ソング・オブ・ザ・イヤーのノミネート・受賞曲についてレビューしていきたいと思います。一緒に最新のカントリーソングについて触れていきましょう♪

Eric Church 『Some of It』

正にカントリーの王道をいく一曲。哀愁を帯びたメロディを男性シンガーがしっとり歌いあげるミディアムチューン。Keith Urban (キース・アーバン) を彷彿させる歌いまわし・楽曲なので、彼のファンにもオススメできる一曲です。

Eric Churchのオフィシャルサイト “https://www.ericchurch.com/” でも最新MV等がチェックできるので、興味をもった方は是非チェックしてみてください。

 

Blake Shelton 『God’s Country』

日本でもそれなりに知られている (はずの) カントリーミュージック界の大物男性シンガー Blake Shelton (ブレイク・シェルトン) 。カントリーミュージック特有の泥臭さを感じさせながらも、モダンなリズム・アレンジが施された一曲。懐かしいようで新しい…そんな魅力を持った一曲です。

Gwen Stefaniとコラボしたい作品も話題で、カントリー特有の温かいムードを持った素敵な楽曲なので、彼のオフィシャルサイト “https://www.blakeshelton.com”  でチェックしてみて下さいね♪

 

Ashley McBryde 『Girl Goin’ Nowhere』

私自身、Ashley McBrydeさんを存じ上げませんでしたが、彼女のオフィシャルサイト “https://www.ashleymcbryde.com/”を見たところ、ナッシュビルを中心に活動する女性シンガーで、日頃はバンド形態で活動しているようです。

シンプルなアレンジ、シンプルなメロディを確かに歌唱力で歌い上げるバラード。今後の活躍にも期待ですね♪

 

Dan + Shay, Justin Bieber 『10,000 Hours』

今、日本でも注目されているカントリーデュオ “Dan + Shay”。さらに、人気スターのJustin Bieber (ジャスティン・ビーバー) をゲストに迎えた大ヒットソングです。

昨今、カントリーミュージック界でも積極的に取り入れられている打ち込みベースのリズムトラックに、心温まるメロディが乗るスタイルのミディアムチューン。美しいハーモニーや印象的なCメロが良いですね♪

ワーナージャパンのHP “https://wmg.jp/danshay/” でも最新情報が入手できます。

 

Old Dominion 『One Man Band』

今回のACMアワードで見事受賞を飾った一曲。Old Dominionは2007年に結成され、2014年より作品がリリースされ始めた、比較的フレッシュなアーティスト・バンドです。

この一曲も、モダンなリズムを取り入れつつ、往年のカントリーミュージックの魅力を継承した心温まるメロディが印象的です。アレンジも非常にシンプルで、あくまでメロディやリリックで勝負する姿勢が男前ですね♪

彼らのオフィシャルサイト“https://www.weareolddominion.com/” でも紹介されている通り、セルフタイトルのアルバム作品がリリースされているので、要チェックです。

 

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近年のカントリーミュージックのトレンド

上記作品レビューでも記載したとおり、昨今モダンなリズムや打ち込みも多様されており、カントリーミュージックとポップスの境界は非常に分かりづらくなってきています。ポップスとの差別化という意味では、カントリーミュージックには心温まるメロディや特有の泥臭さ (あまり良い表現ではないかもしれませんが…) が魅力となっているのではないでしょうか。

アメリカにおいて、カントリーミュージックやCCM (クリスチャン・コンテンポラリー・ミュージック) の類は、音楽面において保守的な印象で、“古き良きメロディ” が正しく継承されているところが大きな魅力と個人的に考えています。また、アコースティックギターやバンジョ-、マンドリン等の生楽器を駆使した温かいサウンドメイキングも、今となっては貴重かつ継承されていくべきスタイルだといえます。

日本国内ではなかなか触れる機会が少ないカントリーミュージック。これを機に聴き込んでみてはいかがでしょうか?きっと素敵な音楽が待っていますよ♪
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