ギターアンプのマイク録りに便利過ぎた!マイクスタンドとしてのマジックアーム活用

Tips
こんな感じの内容です!

マジックアーム (フリクションアーム) をマイクスタンドに!?アンプサウンドのマイク収音に便利過ぎた!

プラグイン、シミュレーターでギターサウンドを作る時代。でも、やっぱりアンプサウンドをマイクで収音する方法には、他の手法には変え難い魅力と楽しさがあります。そこで、マイク収音に力を発揮するオススメアイテムを紹介します。

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ギターサウンドのマイク収音について

ギターアンプから出るサウンドをレコーディングするに当たって、様々な要素が音質に影響を与えます。

■ スピーカーのどのポジションを狙うか
■ スピーカーとマイクの距離
■ スピーカーに対するマイクの角度

自分が求めるサウンドに近づけるには、マイクをどのポジションに設置するか、プロアマ問わず日々研究されています。もちろん、プロのエンジニアが推奨するマイク位置もありますし、プロギタリストのアンプには目安としてテープでマーキングしていたりしますよね。

でも、現場でも使用されることが多いブームスタンドは大きく、広いスペースがを必要とする他、マイクの固定位置を変更するにも大がかりとなります。一方で、小型の卓上マイクスタンドでは固定位置に制限があったりと、なかなか使い勝手がよくありません。

そこで今回ご紹介するのが、マジックアームです!

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マジックアームのすすめ

今回、私がオススメするのが、Manfrottoのマジックアームです。

Manfrottoはカメラスタンド等を扱うプロからも愛されるイタリアブランドです。堅牢な作りとスタイリッシュなデザインが人気の秘密です。私自身、職場でManfrottoのマジックアームを使う機会があり、あまりの便利さに衝撃を受けました。そして、自分用にも入手しちゃった…という経緯です(新品は高過ぎるので、中古品にしましたが…)

私が使うManfrotto製マジックアーム

Manfrotto社はマジックアームとは呼ばず、バリアブル・フリクションアームといった名称で製品をリリースしており、その中でも私が使用しているモデルは『244』という型番のものです。

まず便利な点を以下にまとめました。

■ 様々な場所に取り付け可能
■ アームの可動領域の広い
■ 一つのレバーで簡単ロック
■ 耐荷重も十分でホールド力もバッチリ

Manfrotto製のマジックアームは可動箇所が複数あり、360°様々な方向からの設置が可能且つ、狭いスペースでも取り付けることが可能です。それに加えて、一つのレバーをロックすることで複数の可動箇所が一気にロックできる簡便さも非常に素晴らしい製品です。

私の使用している244は耐荷重が3kgとマイクを固定するには十分すぎるスペックです。本製品は一眼レフ等の固定も可能な大きめのモデルと言えます。

マジックアームをマイクスタンドとして使用する方法

前述した通り、このマジックアームは一眼レフ等のカメラ固定用に使用されることが多く、販売時もマイクスタンドとしての利用が想定されている訳ではありません。そのため、マイクホルダーを固定するためのアダプターが必要となります。

マジックアームの先にアダプターを装着。そこにマイクホルダーを取り付けてマイクを固定すればOK。あとはマイクスタンドとして使用するだけです。

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マイク位置とアンプサウンドの関係

あくまでマジックアームの紹介記事であるため、この項目について深堀はしませんが、マイクの位置によってアンプサウンドが大きく変化する…との事実を知っていただくために、簡単なテストをしてみました。

このデモンストレーションの中で、実際にマジックアームを操作し、マイク位置を変更しています。その自在なポジション変更。そして簡便な固定作業が見てとれると思います。

今回は過去記事にてレコーディングしていた音源を用いてギターアンプ・サウンドをレコーディングしています。今回使用したマイクは定番中の定番。SHUREのSM57です。

検証!マイク位置とアンプサウンド変化

この動画では以下の箇所でサウンドチェックしています。

■ スピーカーのセンター部分 / 表面 1cmぐらいの距離
■ スピーカーのエッジ部分 / 表面 1cmぐらいの距離
■ スピーカーのセンター部分 / 表面から20cmぐらいの距離
■ スピーカーのエッジ部分 / センター側から角度をつけて3cmぐらいの距離

やはりマイクのポジションによってサウンドは大きく変化しますよね。そのため、オケとの相性をチェックしつつ、マイクの位置を変えて音決めしたいところ。そんな中、自在にポジション変更・しっかり固定できるマジックアームはすごく便利ですよね!!

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カメラ・スマホの固定にも使える!

昨今、YouTubeやSNS等で演奏動画を上げている方も多いですよね。中にはカメラ位置や角度にこだわりを持って撮影されている方も多いと思います。私は、この便利なマジックアームをマイクスタンドとして使っていますが、『弾いてみた』動画撮影にも非常に便利なアイテムに間違いありません。

廉価版マジックアームについて

ここで廉価版マジックアームについても触れておきます。

私はManfrottoのマジックアームを自分用に購入しましたが、子供たちの映画鑑賞用プロジェクター固定用に廉価版マジックアームを購入してみました。廉価品でもそれなりのホールド力があり、使い勝手も変わらない印象です。ただし、ホールド力はやっぱり程々です。

コンデンサーマイクや一眼レフ等の高価なアイテムをしっかりホールドするにあたっては、やはり高品質なマジックアームがオススメ。その中でもManfrottoは信頼のおける製品です。勿論サイズ違いのマジックアームがリリースされていますので、一眼レフ等の重量のあるカメラ使用も想定して、マジックアームの耐荷重はよくよく確認しておいた方が良いですね。

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最後に…

今回はマイクやカメラの固定、位置変更において非常に便利なマジックアームを紹介しました。
動画配信が一般的になった今、一家に1台マジックアーム!というのも大袈裟じゃなくなりそうです。

皆様も是非試してみてくださいね!
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