手汗が気になる季節…。フサフサクロスで楽器をキレイにお手入れしよう!!
梅雨のジメジメ、夏の暑さの中、楽器を弾いていると気になるのは手汗。当然楽器の汚れの原因になりますよね。弦が錆びやすくなるのは勿論、楽器のボディや金属パーツもだんだんと汚れが蓄積されると、楽器の音にも影響が出てきます。ギターのちょっとした変化に気づくきっかけとしても、演奏後には毎度お手入れしたいものですね。
本日はギターのお手入れのお供、安価でしっかりと汚れをふき取る “フサフサクロス” を紹介します。
フサフサクロスとは?
フサフサクロスとの出会いと別れ
一時期、アコースティックギターにハマった私は、アコースティックギターの情報収集をする中で、新岡ギター教室というサイトに出会いました (現在はnewhill.coと改名)。こだわりのアコースティックギターサウンドを追求するサイトとして知られていますよね。
そのブログ記事の一つでお勧めされていたクロス、それが “フサフサクロス” でした。私も勧められるがままに購入し、長年愛用してきました。
ところが、しばらく経った後、Amazon等のオンラインストアで追加購入しようとしたところ、在庫切れ状態。結局購入できたのは初めに購入した一枚のみとなりました。
フサフサクロスとの再会
手汗の気になる時期になり、フサフサクロスの代替品を探すべくAmazonを検索していたところ、なんとフサフサクロスそのものに再会。当時と微妙に仕様が異なるものの、思い切って購入してみました。
写真で比べると、数年前に購入した (私にとっての) 初代フサフサクロスは明るいカラーに黒いステッチが施され、楽器用クロスとしても良い感じでしたが、今回購入した二代目フサフサクロスは、お掃除感全開の地味なブルーとピンクの二色に様変わり…。まさに “The 布巾” といった感じです。
しかし、その質感はそのまま。楽器の手入れにはピッタリ!!
むしろ、長年愛用してきた初代フサフサクロスは、若干くらびれた感も否めませんね…。今までありがとう… (これからも、まだまだ頑張ってね!)。
フサフサクロスで拭いてみよう。
二代目フサフサクロスの実力を試すために、今回はギター用ネックジョイントプレートを用意。敢えて指紋でベタベタに汚しておきました!
そして、フサフサクロスで一拭き。結果は御覧のとおり指紋もきれいに拭き取れました。恐るべしフサフサクロス。そのフサフサした柔らかい質感は金属パーツだけでなく、楽器本体のボディを優しく拭き上げるのに最適です。
さすがに錆びた弦をゴシゴシ拭き取る用途には不向きですが、エリクサー等のコーティング弦を軽く拭く分には問題ありません。
楽器のお手入れの大切さ。
私は日々仕事や家庭に追われ、楽器を触れない日もしばしば。複数所有する楽器の中には、気づかないうちにネックが反ったり捻じれてしまうこともありました。
そんな中、いつも楽器をメンテナンスしてくれる楽器屋におじさんが “演奏し終わったら、いつも楽器を拭いてやってくれ。きっと楽器の些細な変化に気づくきっかけになる。すぐに気づけばメンテナンスも容易だ” とありがたい言葉をくれました。