第3回おしゃれペンタ選手権で、おしゃれフレーズにチャレンジしてみた話
ネオソウルギターの使い手として知られるYouTuberギタリスト、ソジマトシキさん主催のおしゃれペンタ選手権。今回が第三回の開催となり、益々の盛り上がりを見せているようです。
ソエジマさん自身、『ネオ・ソウル・ギター入門』なる本を出版されることもあり、ネオソウルギターへの注目度も増す中、【ネオ・ソウル】が何たるかを知らないままエントリーしてみました。
昨年度はGIUギターコンテストにも参加し、その際のエピソードをブログ記事にしましたが、今回もせっかくなのでブログに綴ろうかと思います。
第3回おしゃれペンタ選手権について
まずは、今回の素晴らしい企画、第3回おしゃれペンタ選手権について軽く触れたいと思います。
おしゃれペンタ選手権とは?
今回で第3回目となるおしゃれペンタ選手権、開催にあたり主催者のソエジマさんのメッセージをここにも転載しておきます。
・日頃の練習成果をアウトプットする場所がない
・人から自分の演奏を評価してもらう機会がない
・音楽仲間がいないのでずっと一人で弾いてばかり
・SNSに動画投稿をしたいけどなかなかキッカケがない
このような方が音楽ライフをより楽しめる機会となれば幸いです。
賞金・賞品はなく、あくまでSNSの中で、おしゃれギターを盛り上げよう…その主旨に共感。日頃ロックギターしか弾いていない私ですが、今回おしゃれギターにチャレンジしようと思った次第です。
おしゃれギターの代名詞: ネオソウルとは??
昨今、よく目にする (耳にする) キーワード【ネオソウル】。ソエジマさんがネオソウルギタリストとして知られていることも把握していましたが、エントリー動画ではあまり意識せず演奏してしまいました…。
そして私自身、エントリーしてから『ネオソウルってやつを意識した方が良かったのか!?』 と不安になり、【ネオソウル】でググってみました(笑)。
そこでヒットしたのが、島村楽器店のサイト (https://www.shimamura.co.jp/lesson/pickup/4720)。このサイトでネオソウルギターの解説をされているのは、私自身Twitterでフォローさせていただいてている藤田勇斗さん。この方は第1回おしゃれペンタ選手権でグランプリを獲得されており、その腕前は勿論、おしゃれセンスも抜群なプレイを披露されています。
藤田さんの言葉を借りると、ネオソウルギターの定義は以下の通りです。
なるほど…、さすが藤田さん!とTwitterで呟いたところ、藤田さんご本人から以下のYouTube動画を推奨頂きました (その節はありがとうございました)。
この動画内で『人それぞれのネオソウルがある!』という言葉に勇気づけられ、『自分の演奏もネオソウルって事にしておこう』ということにしました (笑)。
コンテストへのエントリー動画作成!
弾いてみた動画はこれまでも何度かアップしていますが、動画の撮影方法や音源作成についても振り返りつつ、最後はフレージングについて説明したいと思います。最後の最後には私のエントリー動画もありますので、途中で脱落せず、最後まで読んでくださいね(笑)。
弾いてみた動画の撮影方法
今回もiPhoneで撮影し、無料アプリのiMovieで動画編集しています。また、音源についてはリードトラックのみアンプの出音をマイクで収音する形でレコーディングしています。
iPhoneを活用した“弾いてみた動画” 撮影方法については、過去記事で詳細説明していますので、是非ご参照ください。
↓↓↓
https://soundville.net/2020/05/25/danger-danger/
今回使用したギターの紹介
今回使用したギター、いつものハードロックとは一味違うニュアンスを出したいと思い、オーソドックスなストラトタイプのギターをチョイス。ただ、やはりオリジナリティ的な要素は出したいと思い、日本ではまだ知られていないZexcoil Pickup搭載したギターで演奏しています。
TriBucker搭載のまつわるエピソード、製品レビュー
↓↓↓
https://soundville.net/2020/10/09/zexcoil_tribucker/
Zexcoil Pickupの紹介
↓↓↓
https://soundville.net/2020/08/16/zexcoil-pu/
今回はTwitterでフォローさせていただいているnkyさんのリッチなサウンドにインスパイアされ、ピックアップブレンドで音作りしてみました。
■ セレクターでセンターピックアップとのハーフトーンに
■ ブレンドノブでフロントピックアップのサウンドもブレンド
計4つのピックアップのサウンドをブレンドしてみましたが、リッチなサウンドになったかな??
ソロプレイはアンプ録り!
リードトラックはアンプ録りにトライしています!!おしゃれなギターには空気感が重要。そういった意味でもアンプサウンドのマイク録りで空気感含めて収音したいと思った次第です。
使用したアンプは真空管タイプのギターアンプ直。強くピッキングすると歪む程度のGainに調整し、手元でニュアンスを出せるサウンドを狙いました。
アンプサウンドの収音に用いたのはSHURE SM57。空気感を伝えるならコンデンサーマイクに適していますが、存在感のある音としてひと際効果を発揮するSM57をチョイス。
マイクの違いについても過去記事で比較しているので、是非チェックしてみてくださいね♪
↓↓↓
https://soundville.net/2020/07/26/mic-comparison-for-g-amp/
ギターソロのフレージングについて
■ サックスのような間を活かした、息遣いを感じる演奏にトライ。
■ 曲に展開を持たせアウトフレージングや、バッキング的フレーズを活用
上記のルールを勝手に設けつつ、好き勝手弾いてみました。ネオソウル的にはスライドやダブルストップを取り入れると、それらしいプレイになるようです。私も偶然にも2つとも取り入れていますが、ネオソウルとは異なるロック畑出身を思わせるプレイになってしまっていますね…。
ちなみに、過去読んだおしゃれギターを身につけるための書籍を紹介します。その書籍とは『サックスに学ぶおいしいギター・フレーズ99+2』です。
本のサブタイトルとしても記載されていますが、ギタリストが思いつかない音の並び、組み立てを行う上での気づきを与えてくれます。また、一つのアイデアに対して、ギターの指板上に複数個所でのフレーズが紹介されており、様々な場面で応用できるかと思います。
単行本としては新品取り扱いはないようですが、Kindleなどの電子書籍でも読むことができるので、是非チェックしてみてくださいね。
最後に…
せっかくなので、自分のエントリー動画もチラリ。
今回の企画を通じて、自分も楽しめたのは勿論のこと、多くの優れたギタリストのプレイを堪能。また、一部の方とTwitterで繋がることができたのは、自分にとってメリットしかありませんでした。
毎年の年末のイベントとして、継続的に参加したいと考えておりますので、次の機会も楽しみにしています。